2010年02月10日

【中医協】精神病棟入院基本料、「13対1」新設で合意(医療介護CBニュース)

 中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は2月3日に総会を開き、精神科医療をめぐる診療報酬上の評価について協議した。このうち「精神病棟入院基本料」では、手厚い看護体制への評価として、来年度の報酬改定で「13対1入院基本料」を新設することで合意。また、現行の「10対1入院基本料」については、平均在院日数の要件を緩和する一方、入院患者の重症度に関する基準を設けることも決まった。さらに、急性期入院料の早期退院に対する評価に加え、5年を超える入院患者の地域への移行を評価する「精神科地域移行実施加算」なども点数を引き上げる。

 新設される13対1入院基本料の要件は、▽新規入院患者に占める重症者(GAFスコア30以下、または身体合併症患者)の割合が4割以上▽身体疾患への治療体制を確保している医療機関―の2点。また、10対1入院基本料では、平均在院日数の要件を現行の「25日以内」から「40日以内」に緩和し、新規入院患者のうち重症者(GAFスコア30以下)の占める割合を5割以上とする新たな基準を設けた上で、より短い入院期間への加算にシフトする。これらの変更に伴い、精神病棟の「特定機能病院入院基本料」についても同様に見直す。

■精神科急性期治療病棟入院料は施設基準を緩和

 「精神科救急入院料」「精神科救急・合併症入院料」「精神科急性期治療病棟入院料」の3加算については、入院期間「30日以内」の点数を引き上げることで、より早期の退院を評価。3加算ではまた、医療観察法上の入院処遇が終了した人の転院を受け入れた場合の算定を認めるとともに、受け入れた月は措置入院などと同様に、入院患者数の算定から除外して扱うことも決まった。さらに、精神科急性期治療病棟入院料では、全病床の7割以上、または200床以上を精神病棟で占めるか、あるいは特定機能病院とする現行の算定要件を廃止する。
 このほか、精神と身体の両方の疾患に対する治療を評価する「精神科身体合併症管理加算」も、点数を引き上げるとともに、13対1入院基本料が新設されることを踏まえ、算定要件を一部変更する。

■精神科地域移行実施加算も引き上げ

 精神科の慢性期入院医療に関しては、5年を超える長期入院患者を直近1年間で5%以上減少させた実績を評価する「精神科地域移行実施加算」(現行は1日につき5点)の点数も引き上げる。また、統合失調症患者に投与する抗精神病薬の多剤・大量投与に歯止めを掛けるため、現行の「非定型抗精神病薬加算」(同10点)を抗精神病薬の種類数で「加算1」と「加算2」に再編するほか、現行では患者の状態とは関係なく一律に評価している「精神療養病棟入院料」を見直し、重症度に応じた「重症者加算」を新たに設けることでも合意した。加算1の点数を引き上げる一方、加算2は現行の点数を維持する見通し。精神療養病棟入院料の本体については減点する。

■強度行動障害やアルコール依存症などで3加算を新設

 専門的な医療の提供が必要な疾患への入院医療体制を評価するため、来年度の報酬改定では、「強度行動障害入院医療管理加算」「重度アルコール依存症入院医療管理加算」「摂食障害入院医療管理加算」の3加算を新設するとともに、「児童・思春期精神入院医療管理加算」の点数を引き上げる。

 この日の総会では、13対1入院基本料について、診療側の委員から「重症者の割合を増やした方がよい」「在院日数で縛りをつくるべきだ」などの意見が出たため、厚生労働省側は今後これについて検討する方針。また、改定案で重症度の基準が設けられたことを踏まえ、今後の診療報酬改定結果検証部会でこれについて検証する方向で一致した。


【関連記事】
【中医協】通院・在宅精神療法、病診で一本化へ
【中医協】DPC新係数、来年度の導入は6項目
【中医協】「がん患者リハビリテーション料」を新設
【中医協】認知症患者の退院調整加算などを新設
【中医協】有床診入院基本料を再編成

「あなたの所有物ですね」「はい」… 凶器のナイフ示され、うなずく被告(産経新聞)
「22万非正規社員を正社員に」 郵政亀井プラン本気なのか(J-CASTニュース)
民主高嶋氏、石川議員の処分「今は考えず」(産経新聞)
運転の男が逃走指示か=同乗者供述、名古屋ひき逃げ−愛知県警(時事通信)
「沖縄県民の命も大事に」=「命こそ宝」の色紙渡され−鳩山首相(時事通信)
posted by 6b9bhggafb at 19:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中外製薬、売上高など過去最高の業績(医療介護CBニュース)

 中外製薬は2月3日、2009年度決算(09年1-12月)を発表した。新型インフルエンザの流行により、タミフルの売り上げが前年度比9.1倍の762億円に上った。全体の売上高は4289億円(31.2%増)、営業利益は826億円(60.1%増)、経常利益は904億円(57.8%増)、純利益は566億円(44.0%増)と、いずれも過去最高となった。

 タミフルを除く国内医療用医薬品の売り上げは3093億円(10.5%増)。特にがん領域が1237億円(20.9%増)と好調で、アバスチンが349億円(73.6%増)、ハーセプチンが297億円(25.3%増)だった。骨・関節領域も576億円(15.2%増)となり、関節リウマチ治療薬アクテムラが84億円(147.1%増)となっている。
 一方、最主力品の腎性貧血治療薬エポジンは444億円(1.1%減)だった。

■アクテムラが「最大の注目点」
 10年度(1-12月)については、タミフルの売り上げが387億円(49.2%減)と大幅に落ち込む見込み。タミフルを除く国内医療用医薬品は、薬価改定の影響を受けつつも、がんや骨・関節領域での持続的な成長で、3346億円(8.2%増)を見込む。全体の売上高は4185億円(2.4%減)、営業利益は700億円(15.3%減)、経常利益は705億円(22.0%減)、純利益は440億円(22.3%減)と予想している。

 個別製品の売り上げ予想を見ると、アバスチンが479億円(37.2%増)と大幅増となる一方、市場拡大再算定を受けるハーセプチンは247億円(16.8%減)とした。また、アクテムラは151億円(79.8%増)と順調に売り上げを伸ばす。薬価改定やバイオ後続品の影響によりエポジンは422億円(5.0%減)とした。

 同日の決算説明会で、永山治社長は「アクテムラが最大の注目点」と強調。「国内ではリウマチにおいてファーストラインとしての使用が40%を超えている」と述べ、今後、生物学的製剤の第一選択薬としての地位確立を目指すとした。海外では、欧州主要国に続き、今年1月8日に米国で承認を取得した。永山社長は「国際商品の数が非常に少なかったが、アクテムラで海外市場を開拓していく体制が整った」と語った。


【関連記事】
米国でRA治療薬アクテムラの承認取得―中外製薬
糖尿病治療薬市場に本格参入へ―中外製薬
エポジンの効能追加を申請―中外製薬
中外、「アバスチン」の追加適応を取得
タミフル売上高33倍などで大幅増収―中外製薬1−9月期決算

貴金属2000万円相当窃盗 天満橋の宝石店 ケース割られ(産経新聞)
最年少の女流プロ棋士、藤沢名誉棋聖の11歳孫(読売新聞)
<山岡国対委員長>石川議員の辞職勧告「採決せず」(毎日新聞)
「引退当然」「活躍励み」思い多様 朝青龍関引退(河北新報)
<教員採用>秋田で落ちても東京で合格 都県が連携(毎日新聞)
posted by 6b9bhggafb at 08:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。